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生後500日経過です。っていうか過ぎています。 生後50日で我が家にやって来たんですから、生まれた家で過ごしていた時間の10倍をウチで過ごした事になるんだよな…。 なんというか、あっという間だった。もう2歳も間近じゃないか。 迎えてから1年と少し。 年を取るはずだよ、私。 成長は止まった。 適正体重は18.3kg〜18.6、18.7kgくらいであるらしい。細かい数字が微妙だが、今のところその範囲内で収まっている。 デカボーにはならなかった。しかしチビボーでもない。 体重を聞いて想像されるよりは、やっぱりルークは小柄に見えるらしい。筋肉質な体質も変わっていない。 どうにも、毛の長さは普通よりも短い形質であるらしい。(ルクちゃんも) 弟であるデプレくんにはあっさりと長さは負けてしまったので、ルークたちはこんなものなんだろう。…うん。(哀愁) 冬になるまではわからない、と言い訳しつつも、もう10月も半ばである。 この時点で伸びなければもう無理だ。…伸びる気配はない。 さて、ずいぶん犬としての個性というか、タイプの方向というのは確立してきたのではないかと思う。 妹ルクちゃんと、弟デプレくんとは、まったく違うタイプに成長したと言えるだろう。 彼ら二頭は、祖母譲りかなんだか知らないが、ハイパーで愛想がよくて、きゃぴきゃぴ(死語)可愛いのだが、ルークはどうにも愛想がない。 こないだなど、会社から帰宅してドアを開けたら、近寄ってくるどころか、一瞥してまた寝に戻った。 それはないだろう……!?(TT) その反応の薄さに落ち込んだ私は、帰宅するとまず彼の名前を呼ぶようになった。 それからというもの、戻ってきたら玄関先までやってきてくれるようになった。 後ろ足で立って、控えめに歓迎してくれるから、よしとしよう。 愛想のない、端から見れば可愛くない性格の犬になったと思っていたが、先日再会した、妹犬ルクちゃんのオーナーのわいさんには、「まったりボーダー」と評された。 なるほど、これがまったりというやつか!?(…そうなのか?) ボーダーコリー特有のスイッチ状態には、彼もなる。遊びを誘うように四つん這いになって、身体を低くするとノッて遊んでくれるのは、まあ、楽しいいいことだ。 それとは別に、普段の興奮が冷めるのがとても早いと思われる。 朝一番に会いに行くと、それなり喜んでくれているのか、後ろ足で(控えめに)立って、尻尾をぱたぱたと振ってくれる。 ちょっと待ってて、と宥めておいて、顔を洗いにその場を離れ、戻ってくると、すでにそのテンションは欠片もない。 名前を呼んでも返ってくるのは、横目の「一瞥」である。 しかし、外出先や、他の犬にあったときなどの興奮は一向に醒める気配がないので困ったものかと。 1歳伝説と言うには時間が経ちすぎているが、生後500日を過ぎた今、ルークはそれなり落ち着いてきたと思う。 さて、課題だった、噛み癖と唸りグセだが。 どちらも治っていない。治る気配もない。 噛みグセについては、ルークを責める事ができない。なぜなら、その甘噛みを楽しがって家人が彼と遊ぶからだ。 (すみません、私もたまに(…)) ルークを呼んで、ぺしぺしとほっぺたを叩く。(撫でるような調子で) すると、彼は、その手に歯を当てて相手の反応を楽しむのである。 「甘噛み」とは、犬のしつけに悩む飼い主が、犬の攻撃性をそう呼んで自分を納得させる逃げの言葉だそうだ。(某ソースより) なんていうか、私がそれに反論すると、しつけに失敗した飼い主の言い逃れのような気が激しくするが(甘噛みを直せない時点でその通りだが)、どうにも、その遊んでいる時の噛みに、攻撃性というものはまったくないように思われる。 あれもまた、遊んでいるつもりなのだろうと思うし。事実とても楽しそうだ。 というのは、マジ噛みされたことのある私だからなんとなくわかることであって。まったく種類の違う、別のものなんだと断言出来る。 ……けど、甘噛みと言ったって間違って力の入ることもあるし、やっぱり止めさせたいなァ…。 唸り癖については、先日、JKCの愛犬デーで、訓練士と思われる方に相談してみた。 声で言ってもダメなら、空き缶などに何か固いもの(石とかパチンコ玉とか)を入れて、唸ったらそれを鳴らしてみてはどうか、と言われた。その音に驚いて唸るのをやめるはずだ、とのことで。 1度や2度で効果が出ないからといって、諦めたらその時点で人間の負けで、治るまで続ける覚悟でやってみてくださいとも言われた。 さっそくやってみている。常に空き缶を用意していることはできないので、手元に空き缶を持って待機しているわけだが。 哀しくもボーダーコリー。賢いのである。 人間が空き缶を持っている時は、警戒してそちらばかりちらちら気にするようになった。 訓練士さんは、できれば2人以上で犬に向かい合い、唸られたら離れた場所に居る別の人が空き缶を鳴らして、音の出所を犬に知らせないようにしなさいとおっしゃったが、それもなかなか難しいことで。(ふー) しかしまあ、すごくいい方法だと思うので。できるかぎり頑張っていきたいと思う。 欠点ばかり挙げてもあれなので、良い点も挙げておく。 「待て」が確実になった。 数日前のことだが、ルークにオヤツを与えようと思って取り出し、それを彼の目の前に置いて、「待て」のコマンド発動。 せっかく席を立ったからと思ってトイレに行き、…なんと、物忘れの酷い私はそのまま彼を待たせている事を忘れ果ててしまった。 気づいたのは数十分後。台所に飲み物を取りに行く途中であった。 可哀想にルークは、待たせた時のそのまま体勢で、オヤツを前足で、てしっ、と踏んで、こちらをずっと凝視していたのである。 前足がオヤツにかかってしまったのは、我慢ならなかった部分と、それでも食べてはいけないという自制との、葛藤の後のようで。 鼻先数センチ前に、置かれたままのジャーキー。よしと言われない。食べれない、食べれない食べれない、食べたい。 我慢ならなくて、前足でちょっと触ってみる。踏んづけてみる。でも食べれない。気づいてもらえない。 ジャーキーを踏んづけたまま、ワンとも言わず、ずっと伏せてこちらを見つめてくる彼がすごく哀れで。 ……めっちゃゴメン、ルーク。ほんとゴメン。orz 謝って、余分にオヤツを与えておいた。 というわけで、怪我の功名というかなんというか、「待て」のコマンドは思った以上にしっかり入っている事が判明。 別にオヤツだけではなくて、遊びたくてしょーがないオモチャでも、そのコマンドは有効のようで。 周囲に誰もいなくても、一人で待っている事ができる。 が、座らせて、その場で「待て」が彼にはできない。 どうも、さびしんぼに育ってしまったようで、慣れない場所で一人にされることを、彼は何よりも嫌う。 誰もいない部屋に閉じこめられたり、慣れない場所で飼い主がトイレに立っただけでも、吠えてしまう。 以前に、わいさんのところにルークと遊びに行った時に、ドッグカフェでトイレに立った私を見て吠えだしたルークを宥めるのに、わいさんにはご苦労をかけてしまった。 その翌日にあったルイルイパーティの50m走では、それが有利に働いて一等賞をいただいたが。(ルークから離れてゴール付近で待つ私(…)) 「待て」のコマンド自体は、唸ることもないので、少しずつまた教えていこうと思う。 様々な事情から、結局しつけ教室や、訓練所には通う事のないルークだが、やっぱりシロウトに育てられた犬は、、、、とだけは言われたくない。私が悔しいからな!(ぇ) 課題は大盛だが、少しずつでも時間をかけてでも、なんとかしてやりたいと思う。 せっかく、まったり落ち着いた、賢い可愛い子を譲っていただいたのだから。 健康面について。 同胎のルクちゃんが、股関節形成不全(軽度)と診断されたこともあって、ちょっとやっぱり神経質になってみたりはするが、今のところ問題はないように思われる。 また近々、レントゲンを撮りにいかないと、とは思っているが、少なくとも目に見える異常もない。 ずいぶん昔の足の怪我以降、目立った怪我もなく(鼻先を蚊に刺されたくらいだ)、病気もせず、アレルギーなどの反応もない。 せっかく契約したア●コムも、今の感じだと無駄になりそうで、なによりである。 食欲がやはり振るわないのは心配だが、これはもう赤ん坊の頃からそうなので、気にしない事にする。 別に手入れをしているわけでもないのに、両足の爪はきちんと切ったように削れて、バランス良く保たれているそうな。 それについてはこちらが驚いた。 毛艶よし。どこにいっても褒められる。…毛の長さを褒められることは果たして今後あるのだろうか、いや無いだろう。(なむ) 先日、全国放送で、CL症の特集があった。2歳2ヶ月の余命だとテレビでは言っていたが、実際はバラつきがあるそうな。 ルークもまた、オーストラリア系ボーダーの血を強く引いている犬だ。辿れば父方母方双方に共に7代前に、キャリア犬が4度登場する。 4度。……遺伝経路のはっきりしている病気であるから、発症の確率としては非常に低いだろう。 …が、100%ない、とは言い切れないのが、遺伝の怖さであり、複雑さだと思う。 2歳を過ぎるまでは、本当には安心して過ごせないと思われるが。 早ければ今くらいから症状に出るそうだし、よくよく観察してやれれば、とも思う。 ●できるようになりました 鼻の上にオヤツを置いて、ヨシでキャッチさせる 玄関先での「待て」私には(ぇ)確実です 完全なる「待て」いくらでも待ちます。 ●この言葉をおぼえています 階段(うわ、それだけだッ) ●課題は… 噛み癖。(もう諦めた方が…) 完全なる呼び戻しと、完全なるレトリーブ。(…。) 唸り癖改善(前回と変わってないn) ●野望… 「くるり」を覚えさせたい。指で円を描いて回らせるのだw ●特筆事項 ギターは一生克服できs(略) |